健康のためにと始めるダイエットですが、あまりにも過酷な食事制限は、一時的には体重を落とせても、やがてリバウンドしてしまいます。

 

体に栄養が届かなくなることに危機感を持った体が、食欲を増やしてしまうのです。

 

また、それが過食症となって、食べても食べても満たされないサイクルにはまってしまいます。

 

今回は、そんな ”ダイエットと過食症” について、お伝えしていきます。

過食症とは

 

過食症は神経性大食症を省略した言い方で、一気にものを食べる摂食障害のうち、食べた物を何らかの方法で出そうとする行動を伴うものです。

 

具体的には、たくさんの量を飲んだり食べたりした後に、嘔吐や絶食、下剤を使ったり、過度の運動をするなどの行為がみられます。

 

心理的な要因が原因なので、非常に直すのが難しい病気です。

 

過食症の人は、自分の思う通りにならない自分を、摂食行動で完璧にコントロールしようとします。

 

そして、痩せてる体を維持することで、満足感を得ようとするのです。

ダイエットには注意を

 

だれでも健康を意識したら、痩せてスマートになろうと思うのが普通です。

 

けれど、過食症の人は本来の目的が違うのです。摂食行動を完璧にコントロールして、自己肯定感や自尊心を保とうとするのです。

 

せっかく健康を目指して始めたダイエットでも、過食症になってしまっては意味がありません。

 

なので、ダイエットといっても、気をつけなければならないのです。

 

本来の目的を見失わないように、適度にやることが大切です。

社会的要因

 

今の社会では、痩せていることが、もてはやされています。

 

飽食の時代にあって、痩せていることは自己管理ができて、高い精神性の表れのような風潮です。

 

会社においても、スマートな人の方が仕事ができる、という考え方のところもあります。

 

特にアメリカでは、肥満は自己管理能力がないと判断されて、給料や出世に直結するようです。

 

そんな、スマートな人が評価される社会の見方が、歪んだ価値観を生む要因となっているのです。

マスメディアの影響

 

テレビに出ている女優やモデルたちは、きれいな人たちばかりです。そんな人たちは、一様に痩せていて、美しく服を装っています。

 

女性であれば、あんな風にきれいになりたいな、と少しは思うはずです。

 

また、メディアでは、そんな憧れを抱いてる人たちに向けたダイエット情報を、いろんな形で流しています。

 

まるで、仕組まれたかのような光景です。

 

そんな、テレビやメデイアを見て、特に心ときめく年代の女性たちは、痩せなければきれいになれない、と思ってしまうのです。

過食症にならないために

 

過食症にならないための、6つの方法を見ていきます。

1. 痩せることが綺麗になることではない、という認識を持つ

 

痩せても、筋肉が衰えていたり姿勢が悪ければ、美しくは見えないものです。また、肌ツヤがなく元気がないのも、年齢よりふけて見えます。

 

綺麗であるためには、健康的な体と心が伴っていることが大切なのです。

2. マスメディアの女優やモデルと自分を比較しない

 

誰かと比較しても始まりません。ましてやそれが、女優やモデルであるならば、比較の対象にはなりません。

 

自分らしくあることを、常に意識しましょう。

3. 健康であることの重要性を知る

 

いくら痩せても、体を壊してしまっては何にもなりません。

 

なので、健康をそこねない程度のダイエットであることが大切です。

 

その点を強く意識する必要があります。

4. ストレスを違うことで発散してため込まない

 

ストレスを溜め込まないように、発散できる趣味を持つことは、とてもいいことです。

 

よく女性では、食べることでストレスを解消をする人がいますが、それも癖になってしまいます。

 

確かに食べるという行為は、満足感を容易に得られます。けれど、それは一時的なもので、本当のストレス解消にはならないのです。

 

健康的なストレス解消を見つけるようにしましょう。

5. 自分をさらけだせる人を作る

 

誰にも本心を見せられないでいると、苦しくなるものです。

 

バカなことを言い合えるような気さくな相手を持っていると、心が和んで本来の自分に戻れます。

 

1人でもそういった人を作るようにしてみると、心が楽に保てます。

6. 完璧を求めない

 

あまりに完璧にやろうとすると行き過ぎてしまいます。

 

ダイエットをするにしても、これくらいでまあいいか、というくらいにゆるく考えた方が、気持ちが楽になります。

 

人間はロボットではないので、思ったようにはいかないことだって出てきます。なので、完璧にできるようになんて、思わない方がいいのです。

 

それより、少しでもできたら、自分を褒めてあげるようにした方が、モチベーションも保てます。

 

ゆるく自分と付き合っていくように、考え方を変えていきましょう。

まとめ

 

ダイエットは、太り過ぎた不健康な体から抜け出すためにも、必要なことです。

 

でもそれは、健康管理という意味です。痩せることが ”美” という考え方ではありません。

 

ダイエットする意味をちゃんと考えて、健康的な生活をしていきたいものです。